- 北島康介選手が取得した〜.ethについて知りたい
- ENSってなに?
- ENSの取得方法、及び価格
さて、先日このようなツイートを見つけました。

なんぞこれ?
.eth?
これ、そんなに皆が興奮するようなものなの?



ENS( Ethereum Name Service)だね。
詳しく解説するね



横文字、短めで頼む
ENSってなに?



いきなりだけどETHって何かわかる?



イーサリアムやろ?
仮想通貨の一種。



せやな。
ENSはそのETHを使った関連サービスの1つやねん。



ふーん。
んで、どんなことができるんだ?
ENSを使って出来ることは主に3つ
- ブロックチェーンアドレスの簡略化
- NFTとして転売できる
- 分散型webサイトを構築できる



なるほど!わからん!



1つずつ解説してくわー
ブロックチェーンアドレスの簡略化



メタマスク持ってる?



なんそれ?新しいプロレスラー?
ある程度仮想通貨を触ったことのある人なら大多数が持ってる「メタマスク」は知っていますか?
メタマスクは簡単に言うと「web上の財布」です。
そしてその財布にアクセスするにはブロックチェーンアドレスが必要になってきます。
ブロックチェーンアドレスとは以下のような数字と英語で表されます。
例)0x0C51dA28B479747567e329658D436b639a3139b9



なんやこれ。
こんなん覚えられんやん。



しかも送金や入金する時に1文字でも間違えたらその送った金は金額の大小関係なく闇に葬り去られるよ…



えぇぇ。なんそれ。エグッ
そこでこのENSの登場です。
ENSではこのような数字と英語の文字列を自分の好きな文字列に変換できます。



例えば、afurolove.ethとかでも良いの?



かまわんよ



へぇー。これなら覚えやすくて良いね
チェックポイント
ENSで自分の財布ブロックチェーンアドレスを好きな文字列に変更できる
NFTとして転売できる



あれ?ビールが好きだから「beer.eth」を登録しようと思ったけどできないの?



残念ながらそのドメインはバドワイザーが30ethで購入したよ。



30eth?
1ethが約43万円だから…1290万円!?



うん。だから転売目的で大量にENSを購入している人もいるんだよ。





open seaで転売されているドメインを見ることが出来るよ
希望する文字列は早いもの勝ちだから早めに高く売れそうなドメインを転売出来れば結構な利益になるね
ENSで発行された好きな文字列はNFT化されています。
なのでopen seaで出品することが可能。
多くの人が使いたい文字列であればそれだけで億単位の転売が可能になります。
チェックポイント
ENSで発行された文字列は転売できる
分散型WEBサイトを構築できる



ENSで発行された文字列はweb3.0時代の分散型WEBサイトとして構築できるよ



日本語で話せ
web3.0という言葉を初めて聞いた方も多いでしょう。
これについては詳しく解説すると長くなるのでイケハヤさんの動画を貼っておきます。



簡単に要約すると企業が死んで個人が強くなる時代のことをいうよ。



最初からそう言え。
んでそれとENSがどう関わるの?



.ethが.comとか.jpとかのようにドメインで使うことが可能になるんだよ。
ENSで発行された.ethはwebサイトのように運用することが可能です。
しかも、従来のように特定の業者のサーバーではなくIPFSという分散化されたファイルシステム上にwebサイトが構築できるので極めてセキュリティ性の高い分散型Webサイトを作ることが出来ます。
チェックポイント
ENSで発行された文字列でセキュリティ性能の高いwebサイトを作ることが出来る
ENSの取得方法、及び価格



話聞いてたら俺も欲しくなったんだけど、高いんじゃないの?



年間の維持費用は5ドルだ



5ドル?安っ!早速発行したいわ



(ただし必要なのは維持費用だけではない)



(維持費用の他に何が必要なんだ?)



(な!コイツも脳内に直接話しかけてきやがる)
ENSを発行するには相応のお金が必要になってきます。その費用は最安で5文字以上の文字列で年間5ドル
ただしイーサリアムはガス代という取引手数料が高く付きます。
ボクが発行した時のガス代だけでも0.03eth(約1万円)程かかりました。
ENSで発行する手順はとても簡単です。
まずはENS公式サイトにアクセスします。


「search names or addresses」に自分の好きな文字列を打ち込みます。
今回は例として「afuro」にします。


左側のconnectを押して自分のメタマスクと紐づけてその横の自分の作った文字列をクリックします。


次に登録期間を聞かれます。
毎回更新時にガス代がかかるのは嫌なので今回は10年間で見積もります。
0.013 ETH + at most 0.053 ETH gas fee = at most 0.067 ETH $253.08USD
するとおおよそのかかる金額を聞かれるので確認します。
今回の場合だとガス代も含めて10年間ドメインを取得出来て0.054ETH(約2万4千円)かかるようです。
右下のrequesut to registerを押してメタマスク側で承認すると約2分ほどでドメインを取得出来ます。
その後は取得したドメインと自分の財布を紐づける作業を2000円ほどのガス代を消費して行います





ということでボクも自分のENSを作ってみたよ



確認はどうするの?



メタマスクを開けて送金の所に今回作成した自分のドメインを入力してブロックチェーンアドレスが出れば出来てるよ。





おお!これなら間違えずに送金できそうだね!
まとめ



もしcooma.ethという文字列を打ち間違えて誤送信してしまったとしても、エラーとなり送金は行われず資産は守られるよ。



資産が闇に葬り去られるのは阻止できるのは良いね!
北島選手のような著名人、有名人がこうやって仮想通貨の世界に参入してくるのはとても良いことです。
仮想通貨が我々一般庶民に浸透してくるのも時間の問題でしょう。
まずは早く仮想通貨になれるためにも国内の仮想通貨取引所に登録しましょう。



はよ!オススメの国内仮想通貨取引所教えんかい!



ボクのオススメはGMOコイン



えー、なんそれ。
知らないんだけど…怪しい。



ほんとに君はなんでも怪しがるなー。
登録は無料でできるからやっておいて損はないよ


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